僕はお父さんの一大事!という事で、急遽お姉ちゃんとお兄ちゃんといっしょにお家に帰りました。
いつも帰る時はお姉ちゃんといっしょに居られるので、時間はかかるけれど、新幹線で帰っていました。
今回は緊急事態なので、やっぱりなるべく早く・・・という事で、飛行機で帰りました。
僕は赤ちゃんの時に、ブリーダーさんの所から2番目のお姉ちゃんの所へ行く時に飛行機だったので、初めてではありません。。。。
でもお姉ちゃん達との移動は初めて!
お姉ちゃんは心配して、航空会社に問い合わせをしました。
もちろんその航空会社はペット輸送では定評のある、全日空。
他の航空会社に問い合わせをしていないので、その真偽はわかりませんが、ペットを輸送するのに安心できるのは、ここだけとの情報を以前聞いた事があったからです。
電話でも非常に丁寧に応対してくれました。
ペットの為のお部屋は、温度も気圧も客室内と同じに保たれている事。
もしキャリーが輸送できない物である場合は、レンタルもしてくれる事。
レンタル費用ははっきりと覚えていないのですが、600円前後と記憶しています。
輸送費の目安も教えてくれました。
まだ少し不安はありましたが、お姉ちゃんは少し安心したようでした。

 出発当日、まずJRで浜松町まで行きます。
JRの場合は電車編でもご紹介した通り、距離に関係なく270円です。
そして羽田までのモノレール・・・・こちらもJRと同じです。
改札の所で270円払います。そうするとこれまたJRと同じような荷札のような切符をくれますので、それをキャリーに取り付け、降りる時に改札の人に渡します。
そして羽田空港に到着!!

 まず自分の搭乗手続きを済ませます。
その後にわんこの手続きをします。
わんこを預ける場合は最低でも30分前には、わんこの手続きをして下さい。
全日空は定評がある為か、羽田のペット受付は混んでいました。
少し時間もかかるので、早めの手続きが必要です。
羽田空港の場合は、ペット専用受付がありました。
案内板がありますので、それで受付窓口番号を確認して下さい。
専用受付がない空港は、荷物を預ける所で受付をします。 
お姉ちゃんはちょっとびびっていたけれど、ペットのX線検査はないのでご安心を!
空港によっては、金属探知機で検査をされる場合もあります。
帰りの松山空港で、キャリーごと検査されました。
検査のお姉さんがとても力がなくて、お姉ちゃんが代わりに持ち上げていました。
僕の場合、キャリーにキャスターが付いていたので、反応がありました。
でもそれを言ったら、OKでした。
 受付では誓約書も書かされます。
万が一、ペットに何か事故があった場合、航空会社がその責任を認めた場合以外は、責任を負わない・・・みたいな内容の物でした。それにサインします。
 僕のキャリーは元々は航空基準OKの物ですが、電車編でご紹介した通り、キャスターを取り付けて、改造しています。
それでダメだと思っていたのですが、OKでした。
キャリーごととても大きな目の網に入れるので、動かないのです。
しかし前に手続きをしていたダックスちゃんは、メッシュバッグだったのでダメで、キャリーはレンタルという事になりました。
そのキャリーには「消毒済み」のシールが貼ってありました。
この点ではレンタルになった時に心配していたのですが、きちんと清掃、消毒を行っているとの事(機内の雑誌に書いてあった。ちなみにペットの搭乗は年々増加しているらしい。年間、数字は忘れたけれど、非常に多くのペットが飛んでいるらしい。)。
 気になる運賃ですが、1kgいくらと決まっています。
(注:その後改正されました。わんこといっしょに大移動!2004をご覧下さい)
お姉ちゃんはお肉屋のようだと言っていました。
その値段は区間で違っています。(羽田−松山間は450円/kg・・・高い肉だな!)
重さはキャリーも含めての重さです。
僕は体重12kgちょっとだけど、お気に入りのおもちゃも2つ入っていたし、胴輪もしていたので、全部で15.5kgでした。
「15.5kgなので、16kg分頂きます!」と 。僕の運賃は7200円でした。
どうやら切り上げか、四捨五入のようです。。。。
そこで考えたお姉ちゃんは、帰りの時は僕の胴輪を外しました。
「15kgちょうどです!」(「ラッキ〜!」)6750円でした。

 到着空港での受け取りですが、手荷物を受取所とあったので、またまた不安なお姉ちゃん・・・まさかあのベルトコンベアーに乗って出てくるんじゃないでしょうね。。。
もちろんそんな事もなく、別の扉よりお姉さんが持ってきてくれました。
飛行機の手荷物って、出てくるのに結構時間がかかりますよね?
でもペットは別扱いでした。すぐに手渡されました。
羽田空港では手荷物受取所の中央にあるカウンターで、受け取ります。
こちらもお姉ちゃんが来た時には、僕はもう待っていました。
どちらもかけられた網や、キャリーに貼られたシール(開かないように)等は、係りの方が取ってくれました。


 ペットと飛行機の旅は電車と比べると、いっしょに居られないので、やはり心配です。特に大きく揺れたりした時や気圧の変化で耳が痛くなった時に、お姉ちゃんは心配だったようです。
でも場所が別なので僕がいくら騒いでも、他のお客さんに迷惑がかかるというような事はありません。他のお客さんに気を遣うって事もないです。
しかしお姉ちゃんの場合、新幹線利用と違って山手線を使用しなければならず、これが非常に辛かったようです。
特に帰りは最終便(飛行機)で帰った為に、山手線はおしくらまんじゅう状態!
そこに僕といっしょに乗るのは、本当に大変でした。
東北新幹線も満員でしたが、こちらはまだ快適でした。
浜松町−東京間は本当に短い距離ではありますが、これが一番のネックでした。
モノレールの駅員さんや全日空の方達はみんな丁寧で、とても親切でしたが、浜松町駅の駅員さんは僕の運賃を払おうとすると、切符を作るのがめんどうだったみたいで、「降りる駅で払って!」と印象が悪かったです。

 もし空港までのアクセスが、お車や電車等でもそんなに混んでいないようですと、わんことの飛行機の旅は結構快適だと思います。
皆さんのお役に立てれば、うれしいです!


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